不妊症

心と体のバランスの乱れがなかなか授かれない原因！？

近年働く女性が当たり前になり結婚年齢が上がるとともに出産年齢も上がってきています。

女性の出産年齢が上がり人工授精や体外受精などの不妊治療を受ける人も毎年増加しています

また食事と生活環境の乱れが女性の体にも男性の体にも大きな影響与え、若くても子供を授かれないと言う方も増えてきています

一般的な西洋医学のデータですが不妊治療を漢方に求める方も増加しており漢方療法だけで無事に妊娠出産までたどり着く人も多いのです。不妊症について一般的な治療方法から漢方による不妊治療までお話しします。

不妊治療は、妊娠しやすい体をつくること・・・

妊娠は男性と女性が愛し合い結ばれることによって成り立つものです。

しかし、現実は女性だけが悩んでいる場合が多いように感じます。パートナーである男性にもこのことを真剣に考えてもらい、ご夫婦揃って楽しくベビー誕生に取り組んで欲しいと思います。

｢赤ちゃんが欲しい！｣｢なぜ、私は妊娠できないの？｣と悩んでいる女性が大変多いことに驚ろかされます。その原因は、女性にある場合、男性にある場合、そして両方にある場合がありますので、不妊症の相談はなるべくご夫婦お二人でおいで下さい。

漢方の塩釜芍薬堂薬局では、妊娠できにくい原因を西洋医学とは異なった方向から見つけ出し、原因となるそれぞれの体質に対して、漢方薬・食生活を含めた日常の養生法などを活用して改善していきます。多くのご夫婦で徐々に体質が改善され、妊娠されています。また、中医学では不妊の治療だけでなく、月経痛・月経不順・子宮内膜症などの予防や改善にも役立ち、女性の健康づくりにも応用されています。

まずは健康で丈夫な母体づくりから始めましょう。そして、元気な赤ちゃんの誕生を心からお祈りしています。

女性に原因がある場合、その原因を中医学的に考えて探し出し、まずは”健康なお母さん”づくりから始めます。

健康なお母さんづくりの効果が出ているかどうかは、漢方の塩釜芍薬堂薬局では基礎体温表を活用しています。最適な漢方薬を選ぶ際にも参考になりますので、必ず付けるようにしましょう。

また、妊娠しやすい体づくりには、何よりも子宮内の体温を一定（理想は低温期の体温が36.5度程度）に保つことが大切になります。それによって、子宮や卵巣を含む骨盤内の血流がスムーズかつ一定になり、卵胞と卵子の発育が順調かつ良好で、適切な厚さで柔らかい子宮内膜の発育が望めます。

このためには、体温より冷たい飲食物は控えめにし、足腰（下半身）を冷やさないよう短いスカートなどは避けるようにし、体の内外から冷やさないように注意しましょう。冷えると水が氷になるように、血液が冷えると”瘀血（おけつ：流れが悪くなって固まりやすく変化したベトベトした血液）”が生まれ、女性特有のトラブルのもとになります。

不妊の原因は女性だけにあるとは限りません。男性側に原因がある場合も決して少なくありません。

最近では、環境ホルモン・化学物質・紫外線・精神的ストレス・食生活を含む生活環境の乱れや自然環境の急速な変化、などが原因と考えられる精子数減少や性機能の低下が問題視されています。

特にアルコールの過飲と精神的ストレスが性機能を低下させ、精子数減少や精子の運動能力低下に結びつくケースが多くみられます。

アルコールの過飲による精子異常には、”肝臓の湿と熱”を除く漢方薬を、造精機能低下による精子数減少などには、鹿茸（鹿の幼角）などを中心に”腎”の働きを高める漢方薬を用いることによって体質改善をしていきます。

妊娠のしくみは、たった1個の卵子と精子が結ばれて小さな命が生まれるというきわめてシンプルなものです。しかしそこには、排卵・受精・着床などのいくつものハードルがあります。

そのハードルを乗り越えたからこそ命が生まれるのですから、まさに奇跡です。では、「赤ちゃんに出会う」ためにはどうすればいいでしょうか？現在、さまざまなことが妊娠しにくい状況をつくりだしています。

• ストレスや生活環境、食べものと妊娠の関係
• 女性の年齢と妊娠の関係
• ホルモンバランスと妊娠の関係

「赤ちゃんができない」と悩む前に まずは、自分のからだを見めなおしてみませんか？

• 「夜更かしをする」
• 「お酒をたくさん飲んで、好きなものを食べる」
• 「からだを動かすことはきらい」

このような、普段の健康を考える場合でもよくないような生活習慣は見直さなければなりません。また、結婚年齢が遅くなっていることにより、子宝を望む時期も遅くなる傾向にあります。年齢よりも大切なことは、「いま、子宝に恵まれる 健康なからだであるかどうか」です。いいかえれば、「赤ちゃんという新たな生命をはぐくむ力」があることが大切です。

日頃の生活習慣や食事、健康状態をお聞きし、 新たな生命をはぐくむ力、いわゆる「妊娠力」 をどのようにすれば高めることができるかを一緒に考えましょう。